触れるって大事?

失恋ショコラティエ』が気になります。
気の強い、不器用なカッコよくてかわいい女子を演じたら
(私の中で)日本一の若手女優、水川あさみ見たさに見始めたんだけど、
今日も水川あさみ演じる“薫子さん”にやられまくりでした。


爽太くんの片思いってすっごい分かるんだけど、
でも「じゃ、えれなって何?」っていうところが、ものすごく引っかかるわけです。
紗絵子さんがいなかったら、分からなくもないんだけど。
薫子さんが「結局、尻軽女ばっかり追いかけて!」って怒るのも、
何だかすごく共感。


私は、昔から性別ありきの話が大嫌いで、
恋愛マンガを読んでも、恋愛ドラマを見ても、
『人として認められたパートナーでなければ意味がない』ってずっと思ってました。
だから、彼氏になる人にも、1人の人間として性別関係なしに付き合って欲しいと思ってきたけど、
思ってる以上に、世の中は“男子”と“女子”で動いてるな、と。
語弊も誤解も生じそうだけど、
男の人は、とりあえず“女子”がいいんだな、と。
「触れなきゃ、意味がない」って言われたこともあったし。
それも、1人や2人じゃなかったなぁ。
「彼女=触れる女」って図式が、本当に虫唾が走るほどイヤなのです。
でも、実際は、ほとんどがそうなんだってさ。


今日の薫子さんは、爽太くんに
「女子の悪口を言う女子は大嫌いだよ」って言われて、
「そんな自分が自分でも嫌いだ」ってなるんですけど、
結局、困ったときにはすぐに男の人に電話かけたり、
泣きながら意味ありげに留守電残しちゃう女子しか、
女子の価値がないのか、ってことなんですよ!
もちろん、大して知らない人を、好きな人が一生懸命になってるからっていう理由だけで、
あそこまでけなしちゃダメだけど、
強がって本音が言えない、クールで完璧な女子は、
ずっと男扱いされて生きていくのか?と。
失恋ショコラティエ』は、主に爽太くんとえれなの片思いを軸に、
オリビエと薫子さんの片思いを添えものに話が進んでいますが、
私としては、2番手の片思い話の方が、よっぽど染みます。


性別がある限り、それを全うするのがこの世の掟なのかな?
だとしたら、私はこの世には向かない気がします。
人に好かれるって難しい。
“薫子さん”の今後がすごく気になるけど、
安易に心変わりされたくないな、というのが本音です。
プライドを保つために強がるのも、悪くないよ♪