父は天然ですが、何か?

うちの父は、はっきり言って、かなりおかしな人です。
他人として見るには本当に面白いんだけど、
親として見ると、ハラハラするので、
最近は親だと思わないようにしています。


さて、今日も大事件がありました。
たまたま実家に帰り、用事があったので一緒に出かけたところ、
車の中で「家にタンスはあるのか?」と聞かれました。
「ない」と答えると、とても面倒なことになるのは想像ができたので、
「洋服が十分に入るくらいの収納はある」と答えたところ、
何をどう勘違いしたのか、車は、家の方向ではなく、
ホームセンター方面へ走り出しました。
それでも、まだ、「お昼ご飯でも買いに行くのかな」と思っていた私に、
「よし、タンスを買ってやろう!」と、父。
「え〜っ!!」
と思ったものの、そこは乗っていかないとダメなので、「あ、そうなんだ」と一応相槌。
ホームセンターに着くなり、
「ちゃんとした木のタンスがないなぁ」と愚痴り出し、
私は「今は、動かしにくいから、プラスチックのケースの方が・・・」と妥協案を提案しまくり。
だって、自分の部屋の景観に関わる問題でしょ?
どうにか説得してプラスチックケースにしてもらったものの、
「何だか安っぽい」だの「小さい」だの大騒ぎ。
なだめすかして「じゃ、これで」と私は勘とテンポで即決し、
一緒にいた妹に「で、どれにするの?」と聞くと、「えっ?」って答えました。
どうやら妹は、実家用のタンスを選んでいると思っていたらしい。
妹は、私以上のスピードでケースを選ばされ、
無事、親孝行終了、かと思いきや、
近くにいた店員さん(身長150センチくらいの女の人)に、
「これとこれちょうだい」って。
店員さんは、台車を持ってきたものの、
何だかモタモタしてて、台車に乗っける時もフラフラ。
父が手伝うものの、2人で台車に荷物を乗っけると、荷物に押されて台車が動く。
で、いつまでも台車とおっかけっこで、まるでコント。


こんな父と、結局午後2時から、夜の9時まで飲んできました。
我が父ながら、ホントに不思議な人だ。
ケースは、かなり大変な思いをしながら、
車で家まで運びました。
組み立ては、まだです。