会えない時間が・・・?

昔流行った歌に「会えない時間が〜 愛育てるのさ〜♪」という歌がありました。
本当に会えない時間が愛を育てるのか。
今日は、このことについて考えてみました。


遠距離恋愛は長続きしない、って言いますよね?
逆に、遠距離恋愛を乗り越えることができれば、絆が深まるとも・・・。
さて、大事なのは、離れていることなのか、それとも、距離をものともしないことなのか。


私には、何人か地方で働いている友達がいます。
学生時代はそれほど仲の良くなかった人も、地方に行ってから連絡をとる回数が増えた気がします。
ただ単に、私が電話やメールによく返信するから、というのもありますが、
会えない時間に、愛を深めるとはいかないまでも、思い出を美化してしまう作用があるからなのではないか、と思います。


頻繁に会う人って、存在や変化をしょっちゅう見ているからか、
たまに変わったことがあっても、それほど驚きはしないものです。
でも、ごくたまにしか会わない人って、ちょっと変化するだけで、ドキッとしたりしませんか?
私の仕事場にも、恐らく50人を超える男性講師がいますが、
週に1〜2日しか来ない人って、やっぱり見ちゃうなぁ。
「あ、今日のスーツ、いつもと違う〜」って。
しかも、その人がやさしくしてくれようものなら、確実にテンション上がります。
なぜなら、会っていない数日の間に、他の人と行動を比べ、してもらったことを思い出し、
思い出し笑いならぬ、思い出し幸せ、な状態に陥ってしまうから。
やはり、会えない時間が思い出を美化してしまうようです。
美化された思い出と、現実の辻褄あわせが上手にできれば、何の問題もないのだろうけど。


去年の今頃、プチモテ期があったのは、ちょうどみんなの美化のタイミングが合ったからなのかしら?
でも、美化された自分が誰かに好かれるのはちょっとヤダなぁ・・・。