言葉は大事だよ

昨日に引き続き、小6が合宿中です。
今担当している小6の中で一番の問題児だけが合宿に行かず、
塾に来て授業をしているので、毎日その子と大格闘。


・昨日のやりとり
「算数解くのだって、国語が分かんないんじゃ無理だよ」
「え〜っ、何で?」
アメリカの天才少年が日本の入試解けないのと一緒」
「じゃ、私も日本語では受けない〜☆」
「・・・?」(彼女は生粋の日本人)


・今日のやり取り
「そうやって妥協ばっかりしてるから・・・」
「ダキョウっていっぱい打つこと?」
「えっ?まさか『打強』だと思ってる?」
「違うの?じゃ、どんな意味?」


「もぅ!そんなのは言わずもがな、です」
「それ、どこの方言?」


「100歩譲って、あなたがちゃんと勉強してると言ってもね・・・」
「え〜、100歩も行かなくていいよ〜」


などなど、日本語の意味が分かっていないのです。
私が子供の頃は、普通に使ってた気がするんだけどなぁ。


国語の問題にはほとんど注が付いてるし、
辞書も電子辞書になってほとんど引かなくなってるし、
正しい日本語使わなくても「うざい」と「かわいい」だけで会話ができちゃってるし、
今の子たちは言葉に対して鈍感、というか、興味がないって感じ。
私だって、「日本語もっと勉強しなきゃ」って思うことばかりなのに、
私の半分も語彙のない子たちは「別にいいじゃん」という始末。
ほかの国にはないステキな言い回しだっていっぱいあるんだから、
日本で生活する以上、ちゃんとした日本語を覚えて使おうよ、と思いました。


ちなみに、友達とご飯食べてるときに「幼少のみぎりからさぁ・・・」といったら大爆笑されました。
でも、日常的じゃない言葉、これからも使っていきたいな☆