「親愛なるあなたにも 僕はこんなにも嘘つきで 
また今日も一日 ひっそりと声枯れるまで吐き出す」
SOPHIAの『嘘』という歌の歌詞の一節です。
今日は、朝からこの歌が頭から離れませんでした。


私は「嘘も方便」は正しいと思っています。必要な嘘は存在すると思う。
でも、必要以上の嘘がつけません。それに、好きじゃない。
私の友達には嘘を上手に使う子がいます。
その場を和ませるためだけに使っているのは分かっていても、
聞いていて全然楽しくない。すごく居たたまれなくなってしまいます。
そんなに大したことを言っている訳でもなくて、
「私とこの人(私のこと)は腐れ縁で、就職先まで同じになりそうだったんですよ」とか、
その程度(聞いた人がアハハってなる程度)の嘘なんだけど、
「それなら、何でわざわざ嘘つくんだろう?」って思ってしまいます。
毒にも薬にもならない嘘ならつかない方がよっぽどいい。
彼女は、相手にインパクトを残すため、とか言ってますが・・・。


なぜこんな話になったかというと、やはり私の友達で、とてもうまく嘘をつく人がいるからです。
昨日の夜、このブログを書き終わった後に、この前嘘をつかれたことに気付いてしまい、またしても寝られなくなりました。
分かってるんだけどね、大した嘘じゃないって。
でも、じゃぁ、何でわざわざって思ってしまうのです。
「○○に最近いつ会った?」「もう1年くらい会ってないけどなぁ・・・」
この時、普通に信じきったこの台詞。
でも、本当は1週間前に会ってたらしい。
この人に会おうが、会うまいが、2人とって全く利害関係のないことなのに、
何でわざわざ嘘ついたんだろう?
気付けば、ここ何年かはずっと嘘をつかれている気がする。
・・・私のせい?何か知られたくないことでもあるのかしら?
問い詰めたりはしないけど、やっぱり落ち着くことはないな。


上手に嘘をつくこの2人の友達。
2人とも大好きだし、前と変わらず信じてるけど、
やっぱり話すことには裏があるんだろうなぁ、って話半分に聞いちゃう自分がいます。
真に受けすぎる自分がいけないんだ、って自分を責めながら。


嘘はやっぱり・・・必要?