花より男子に・・・

お昼の番組で『花より男子2』の特集をやっていました。
何でも、平均視聴率は20%を超えてて、
特に19歳以下の女の子の実に26%以上が見てるとか。
うちの妹もやたら楽しみにしていて、
金曜の放送が終わると
「来週が待ちきれない!今からTBSに電話して来週の内容を聞いてやる!」
と意味不明の宣言をします。
うちの妹がおかしいのは言うまでもなしですが、
高1の教え子も同じことを言っていて、『花男』の人気にビックりしたのです。
渋谷でのインタビューでは
「セリフの1つ1つにドキッとする」と言う声がたくさん上がっていましたが、
みんな若いなぁ・・・(当たり前か、渋谷だもん)。


金曜日の仕事が早く終わるようになって、
私もここ2回の放送は最初から最後まで見ていますが、
いまいち感情移入できず。
どちらかと言うと、最初の5分でしらけちゃって、
後は何かをしながら見たり見なかったり、って感じになっちゃいます。
先週は部屋の掃除をしながら見てました。


のだめカンタービレ』を読んだときもそうだったんだけど、
私はどうも『雑な女の子が何でもかんでも都合よくいく話』が大嫌いらしい。
のだめみたいに“個性的”と言うだけで、何でもキャラで済まされちゃったり、
つくしみたいにすぐ手が出るのに、気が強そうでいいとか言われちゃったりすると、
何だか『雑な女の子擁護論』を見ているみたいで複雑。
だからか、ドキッとも、クラッともできないんだなぁ。
これは年を取った証拠なのか、“個性”への嫉妬なのか。


人生って、そんなに何でも上手くいくことなんてないと思うのよね。
むしろ辛いことの方が9割で、残りの1割の楽しみのために毎日頑張るんじゃないの?
誰かに必要とされて、ここぞと言うときに助け舟が入ったり、庇ってくれたりなんて、そうそうあるもんじゃないと思うんだけど・・・。


あ、そうか。
現実と照らし合わせてみるからドラマがイヤになるんだ。
今週から見方を変えてみようかな。